WINGS OF WINTER,SHADES OF

松任谷由実( Matsutoya Yumi ) WINGS OF WINTER,SHADES OF歌詞
1.Bonne annee

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

恋は突然 終演のアナウンスで
電波の届かない エリアにいるというの

もしかして フラレたの
それなのに 2幕目の開演のベル待ちつづけている

あなたを あなたを 今夜 忘れたいの
自由に 気ままに 今夜 騒ぎたいの

Baby face, Husky voice 頭を出ていってよ ねぇ
グラスにたちのぼる 泡のように速く

気の抜けたジェラシーを
飲み干せば ほろ苦く 思い出すのは楽しかったこと

あなたを あなたを 今夜 忘れたいの
誰かと 誰かと 今夜 踊りたいの

ああ 蛍の光 流れるラウンジ
シンデレラの時刻は
数字が変わる それだけなのに
ちがって見える ユニバース

Bonne annee! Bonne annee! あなたにも おめでとう
気持の届かない エリアにいたとしても

新しいカレンダー
めくるとき いつだって あなたのことが胸をよぎりそう

※あなたを あなたを 今夜 忘れたいの
どこかで どこかで 今夜 忘れたいの
自由に 気ままに 今夜 騒ぎたいの
誰かと 誰かと 今夜 踊りたいの※

(※くり返し)


2.Wings of Winter

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

Wings of winter
oh,Ring on,ring bells
会えなくなって気づいた愛もあることを

去年いつしか散ったポインセチア
又 紅く街を彩っている
私はひとりの部屋で迎えるはずのクリスマス

たぶん淋しいなんて思わない
今も思い出がそばにあるから
窓には冬の翼が白いダウン降らせている

oh,Wings of winter 包んで
oh,Ring on,ring bells うたって
無口なまま別れた天使たちのため

ゆうべあなたが夢に出てきたわ
昔と何も変わらぬ笑顔で
たまには連絡しろと 言ってたような気がした

忘れかけてく素直な気持を
指先だけが勝手につづるの
窓には冬のメールが白い文字積もらせてく

oh,Wings of winter 運んで
oh,Ring on,ring bells つたえて
会えなくなって気づいた愛もあることを

心に舞う やるせなさが
涙のしずくに溶けてしまう前に

もう一度 oh,Wings of winter 運んで
oh,Ring on,ring bells つたえて
会えなくなって気づいた愛もここにあることを


3.northern LIGHTS

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

糸杉たちは 空を指さし
まだ見ぬ未来 教えているの
Glorious はじめて出会ったきみの瞳に
All my previous 哀しすぎる二人の
運命の道しるべが 蒼い闇照らしてた
オーロラの舞う平原
手に手をとり 走りだせば
ふるさとの遠い星まですぐ

群れにはぐれた トナカイのように
鈴を鳴らして 愛を探した
G1orious 何に身を隠したとしても
All my previous きみに会うと信じてた
永い時の涯てへ 今夜帰ってゆこう
ポーラースター浮かぶ天空
舟に乗って 飛んでゆけば
二人が来た星まですぐ

見えない もう何も見えない
オーロラの舞う平原
手に手をとり 走りだせば
ふるさとの遠い星まですぐ


4.ただわけもなく

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

かけのぼる 堤防の入道雲が
わくわく わいてた はるかさらうように
きみと手をつなぎ どこまででもゆけた

太陽のかげぼうし ゆっくりのびて
夕立ちの音が そこまで来てても
きみとすごす日は 決して終わらないと思えた
ただわけもなく

青い空に出会ったら ヨロシクとつぶやいて
きみがどこにいても 想い出せる
ほんの近くに

気まぐれな メロディーを逃がさないように
口笛で書いた 草と風のノート
きみの手のひらに そっとしがみついた

何もかも 変わっても 変わらないのは
心の瞳に まぶしかったもの
きみの髪ゆらす 光の輪のプリズムみたい
焼きついている

青い空に出会ったら ごめんねとつぶやいて
きみにできることを 残したまま
また会う日まで

青い空に出会ったら ヨロシクとつぶやいて
きみがどこにいても 想い出せる
ほんの近くに

青い空に出会ったら ごめんねとつぶやいて
きみにできることを 残したまま
また会う日まで


5.Rodeo

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

荒馬に恋した 少年たちよ
輝くロデオにたちむかえ

鉛の太陽背負い ロングボードを抱いて

太古から続く怒濤が急に
静寂の中で止まったら

Joy to the world, And you can conquer the world
きみは神を見るだろう

絶望 希望 光 追い越すとき
夏の終りを告げる風が吹くよ
そして きみは 旅立つ

牙を剥く波に ふり落とされても
何度も何度もたちむかう

なぜなら それしかきみにできることはないから

無数の泡をもがきながら もう
孤独に堪えきれなくなっても

Joy to the world, And you can control the world
きみは立ち上がるだろう

※恍惚 苦悩 光 追い抜くとき
冬の気配を乗せた波が来るよ
そして きみは はばたく※

絶望 希望 光 追い越すとき
夏の終りを告げる風が吹くよ
きみひとりの ロデオに

(※くり返し)


6.雪月花

作詞:Yumi Matsutoya
作曲:Yumi Matsutoya

ああ そんなに 眩しい目で
みつめないで
昔 会った頃とは もう ちがってる 私達
ああ いろんなことがあった 離れてから
口に出して 言わなくても
微笑み合えたなら いいの
満ち欠ける 月のように
日々に姿が変わっても
いつも あなただけは
私のことわかると信じていた
ああ どんなに 夜を越えて 会いたかったか
死んだ方がましと思う
苦しさに名前を呼んだ
吹きすさぶ粉雪に ひとり閉ざされていても
きっと 私だけは
あなたのことわかると思った

春が来て 緑は萌えて
今日の景色もまぼろしになる
そして また 冬が来るとき
今日の瞳に励まされる
ああ そんなに やさしい目で みつめないで
なつかしくて なつかしくて
涙が止まらなくなるの
満ちて来る 陽の光に
雪解けの音がきこえる
やがて 哀しみにも時は流れ
海へと注いでゆく
哀しみにも時は流れ
海へと注いでゆく
喜びなら分かち合って
いっしょに運んでゆこう


7.Painting the sea

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

おろしたての絵の具
深いブルー 筆に含ませ
ただ 海に向った

小さな岬から
もう誰もいない砂浜を
ひとりで抱きしめてる

澄んだ光を 追いかけて
キャンバスに集めてゆくの
済んだ哀しみ見送って
あなたのいない景色を描くの

無限のたてがみが
あらわれては砕けてゆく
まだ 台風を残し

今まででいちばん
晴れわたった水平線
あなたに見せたかった

ほんのわずかなまばたきで
風は色彩を変えるの
こんな痛みが気づかせる
あなたがくれた世界を描くの

澄んだ光を 追いかけて
キャンバスに集めてゆくの
済んだ哀しみ見送って
あなたのいない景色を描くの

ほんのわずかなまばたきで
風は色彩を変えるの
こんな痛みが気づかせる
あなたがくれた世界を描くの